書評に挑戦してみました
ママにお薦めしたい、写真関係書籍の紹介文を書いてみました。
①育児の息抜きになる1冊
②子どもの撮影術を学べる1冊
③アルバムの価値が分かる1冊
以上三冊を選びました!
①育児の息抜きになる1冊
タイトル:お父さん、だいじょうぶ?日記
著者:加瀬健太郎
出版社:リトルモア
フォトグラファーの著者が、奥さんと3人の息子さんとの生活を綴った写真日記。
家庭での面白かったことや驚いたこと、放っておけば忘れてしまうようなことをもったいないと思って書き残し、文章とまったく関係のない写真を添えている。文章で笑わされ、写真でくすっとさせられる。
同じ職業なので、フリーランスの不安定さは痛いほど分かる。タイトルの『だいじょうぶ?』は著者が自分に問いかけているよう。日々の心配は尽きないだろうが、たびたび登場する、ツッコミ上手な奥さんの存在にほっとする。息子達もしっかりしている。お父さんは大丈夫に違いない。
②子供の撮影術を学べる1冊
タイトル:はじめてのママカメラ 365日の撮り方辞典
著者:今井しのぶ
発行:マイルスタッフ 発売:インプレス
『忙しいママでも調べたい時にサッと見ることができ、必要な情報だけ分かり、実践できるそんな一冊をつくりたい』という著者の思いから生まれた本。
優しい色彩のかわいい写真が並んでいるが、本格的な写真指南書だ。 冒頭は、子供写真を参考に写真の基礎について書かれている。『成長記録別子どもの撮り方レシピ』では、年齢別に子どもの笑顔を引き出す魔法の声かけが紹介されている。後半からは、子どもが生まれた時からから10歳くらいまでで想定される、七五三、誕生日、運動会などのイベントの撮り方が簡潔にまとめられている。最後の方は、子どもだけでなく、料理やお花などの撮影方法、フォトブックの作り方、写真整理、画像編集など・・・様々な内容が盛り込まれている。
スマホ写真では物足りなくなってきたママにお薦めしたい。
③アルバムの価値がわかる1冊
タイトル:アルバムのチカラ
文:藤本智士
写真:浅田政志
出版社:赤ヶ社
東日本大震災の津波で流された泥だらけの写真とアルバムを洗浄し、持ち主に返却する人々の活動の記録だ。撮影は浅田政志さん。二宮和也さんの主演で映画化された『浅田家‼︎』の題材にもなっている。
被災地に派遣された自衛隊は、救助中に見つけた写真やアルバムを道端に寄せ集めるようになる。それらは各避難所に集められ、被災者への返却活動が広がっていく。洗浄された写真が、体育館や公民館に展示されている様子は圧巻だ。
パソコンや携帯に入った写真では、持ち主の手元に戻るのは難しかっただろう。アルバムや写真が手元に戻った被災者の話で、写真に大きな癒しの力があることが分かる。アルバムの価値を教えてくれた1冊。
大人のASOBUN〜作文教室に参加〜
ブログ文章力強化のために作文教室に参加しました。今回の書評はそこで書いたもの。
素敵な文章に憧れるけれど、自分には無理と避けていました。今回の作文教室に参加することで、書きたい気持ちが高まりました。文章にも、鍛錬、推敲、仲間作り、写真と同じように必要なんだと、あらためて実感。上達には長い道のりですが、頑張っていきたいです。
文章上達に興味のある方はぜひりえ先生のかわいいHPをクリックしてみてください^^子ども向けのお教室ですが、たまに大人向けの作文教室も開催されます。
今月は文章に時間をかけたので、記事を1本しか書けませんでした。しばらくゆっくりしたペースで、文章と向き合いながらブログを続けます。気長にお付き合い頂けると嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。