アングルとは
「アングル」とは写真を撮るカメラの角度のことです。
カメラを位置を高くしたり、低くしたり、左右に動かしたり、それだけで被写体の印象は変わります。実は、プロと素人の差はこのアングルの違いが大きいんだとか。仕事じゃないと、這いつくばったり、上から撮ったりするのは面倒ですもんね。
写真の仕事を始めた時、「自分の身長で撮るな!」と先輩に言われたのを思い出しました。背の高い人は高いアングルになりがちで、低いと低くなる。そうでなく「被写体が魅力的に見えるアングルで撮影するように〜楽するな!」という意味です。
アングルの効果を知ろう
ママにとってアングルを変えるというのはなかなか面倒なことだと思います。とはいえ、視点が変わると新鮮な写真が撮れるので楽しいです。
先日、大好きな石けん教室のレッスンを久しぶりに受けました。教室の様子、アングルを意識して写真を撮らせてもらいました。クリスマスシーズン、室内は素敵に飾りつけされています。
撮影させて頂いたのは
💗兵庫県芦屋市の自宅で開催しているアロマクラフト教室手作り石けん教室「Holistic by IQ」
レッスン開始前に素敵なカップでコーヒーを頂きました。「水平」アングルで撮影。
お部屋の飾りつけ一角をパチリ。こちらは「ローアングル」下から見上げて。
さてレッスン開始です。「ハイアングル」でテキストを撮影。
プレゼントに頂いた石けん、「真俯瞰」で撮影しました。
出来上がったバニラ石鹸です。(斜め45度で撮影)
アングルを少し意識しただけで、いろんなバリエーションの写真が撮れました。
楽しいレッスンは1時間ほどで終了。こちらの石鹸は家に持ち帰り1ヶ月ほど熟成して使用できるようになります。優しい使い心地なのに肌の汚れはスッキリ取ってくれるので、手作り石けん生活はやめれません。肌はつっぱらず、化粧水いらずです。
アングルの種類と効果
アングルの種類と効果についてまとめます。
◉水平・・被写体と同じ高さにする。効果→安心感が出る
◉ローアングル・・・被写体を下から見上げて撮影する。効果→迫力のある印象
◉ハイアングル・・・被写体を上から見下ろして撮影する。効果→客観的な印象を与える
◉真俯瞰・・真上から見下ろして撮る。効果→可愛い、新鮮
子供の写真も、思いっきり上から撮ったり、下から撮ったり、真横から撮ったり、アングルを変えると思いがけない表情を撮ることができます。うちの5歳の息子は、写真を撮られることに飽き出してるので、こちらがいろんな角度で撮ると、面白い表情やポーズをしてくれます。
アングルを変えるための工夫
アングルを変えるための工夫ですが、写真はすぐに撮らない!ことが大切かもしれません。すぐ撮ると同じような写真になってしまいます。被写体を観察し、どう撮れば素敵に撮れるか考えてから、シャッターを切るようにすると写真が変わってきます。
「すぐ撮らないように」と書いた後に矛盾するのですが、色々撮ってみることも大切です。写真は撮らないと上達しないので。同じ被写体を様々な角度で撮影することで、アングルの効果を実感できます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は12月15日、構図について書く予定です。