構図を知って写真表現の幅を広げよう
構図は被写体の魅力を効果的に伝えるテクニックです。
被写体の存在感を強調したり、視線を誘導したり、余白を生かしてかっこよく見せるなど、様々な効果があります。今回は基本的な構図をご紹介します。
子供と一緒に動物園
子供と動物園に遊びに行った時の写真を使って、構図の効果を説明してみます。
小さな子供を追いかけるのに必死で写真は二の次というシュチュエーションではありましたが・・・構図になってるかな・・・!?
①日の丸構図・・・・画面中心に撮りたいものを持ってくる簡単写真!可愛い動物をドーンと見せる時に効果的です。
真ん中に撮らなくてどうするパンダ様!動物園で動物は真ん中で大きく撮るようにしています。あとで、子供と見た「動物図鑑」を作るつもりで撮影しています。
写真のテクニックを磨くなら、日の丸構図はやらないほうがいいと書いている本もありましたが、SNSや子供や祖父母受けがいいのは、分かりやすい写真です。家族アルバムのための写真なら、凝ったものを撮るより、まずこの構図です。
②曲線を生かす構図・・・丸い被写体の一部を切り取る方法。
動物園の、丸い観覧車を見上げて。解説図形と逆ですが、丸い被写体の一部を大胆にカットして写しました。お料理の丸皿をこの構図でよく撮影します。
ちなみにぞうさんに息子と友人親子が乗っています。閉所高所恐怖症の私は、友人に息子を任せて、下で待っていました。
Thank you very much T-san
③二分割構図・・水平もしくは垂直で二等分する方法。
景色や建物の撮影によく使う方法です。イルカショーの1シーンですが、プールの水面を画面の水平真ん中にして撮影。背景に安定感がでてイルカが飛び出してきたかのような写真が撮れました。
④対角線構図・・・画面の対角線上に被写体を配置。奥行きを出すことができます。
動物園内の滑り台。画面に対角線になるよう滑り台を配置。奥の子供に目線を誘導します。
⑤三分割構図・・・構図といえばこれ!というくらい有名な方法です。画面を縦横に三分割した線状、もしくは交差する点に被写体を置く方法。中心からずらすことで、奥行きがありバランスの良い写真になります。
泳いできたペンギンにピントを合わせています。図形の左下の点にピントが来ています。子供の楽しむ様子も一緒に撮りました。
超基礎終了
今回の「構図の効果」で超基礎は終了です。
途中、堅苦しい文章も多く読むのが辛いところもあったことと思います。写真は基本となるテクニックを知っておくと楽に撮れるようになります。頭の片隅に、光のことや、正確に撮ること、構図、アングルがあると写真は変わってきます。
私自身、趣味で撮っていたとき、思うように写真が撮れなくてイライラしていました。写真が上達したいと、写真学校に入学を決意。学校では、撮ることはもちろんですが、講義も楽しく夢中になりました。座学嫌いのはずのに〜と自分で驚きました。講義を学ぶことで新しい写真表現に出会い、撮影するという実験・・その繰り返しで、少しづつ写真が上達していったと思います。
今回はここまでになります。最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
次回は12月22日。
何を書こうか悩んでいるところですが、季節に合わせてものにしようかなと思案中です。
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